愛しい貴女へ

愛しい貴女へ
貴女の話は聴き飽きました。
いつもいつも貴女の事ばかり。
貴女の友達、貴女の気持ち、感情、愚痴…。
本当に聴き飽きました。
だから貴女は如何したいんですか?
私に何をして欲しいんですか?
貴女はずるい。
私には何もくれないのに、私から貰える物は全て貰っていこうとする。
そしてそれが解っていて断れない私も私だけれどね。
私の話を聴いてよ。
私を見てよ。私だけを見て。
貴女を傷付けるものは要らないから。
ねぇお願い、私だけを見てよ。
貴女は何か勘違いしている。
確かに私は貴女から離れられない。でもずっと離れないとでも?
貴女は私を何だと思っているの?
私だって人間よ?
傷付くし傷付ける。
…こんな事言ったって貴女には無駄だね。
私は貴女達を過大評価しすぎていたの。
この間の件で私は思い知った。
結局、貴女達もただの子供なのだと。
期待してたの。勝手に。
貴女達は違うと。あんな馬鹿な奴らと同じではないと。
違ったけれど。
ねぇ、どうして?
どうして貴女達も、あいつらも子供のままでいられるの?
私には解らない。
もしかして貴女は大人になったつもりでいるの?
そんな汚くて拙い子供騙しの演技で?
見ていて笑えてくるわ。
なんて幼稚で滑稽な舞台。
私がぶち壊したくなる様な気持ちの悪い脚本(シナリオ)。

私の考えを押し付けるのは私の悪い癖。
そんな事、理解してるし解ってるわ。
でもね、どうしてそれを貴女に言われなければならないの?
貴女気付いてる?
貴女が一番私に貴女の考え方を押し付けているのよ?
それも、私が貴女を思わずぶっ殺したくなる位にね!
貴女に何が解るっていうの?
色んな物を我慢して、諦めて自分を殺している私を貴女は私に呆れて笑ったよね?
私がその事で相談したらいとも簡単そうにこう言ったよね?
「そんなに辛いなら我慢なんて止めてしまえば良いじゃん」
って。
ふざけないでよ。ふざけないでよふざけないでよ!!!
貴女は私の全て否定したのよ?
我慢して生きる事しか知らない私の全てをね!!
ぬくぬくと暖かい場所でしか生きてこなかった貴女に孤独は、独りはさぞつらいでしょうねぇ?
私は貴女よりももっと深い所に居るの。
ここはね、とても冷たくて寒くて酷い所なの。
解ってくれる人なんて誰もいない。
貴女は勝手に沈んで救われていくね。
救ってあげる私には何のお礼もナシで、逆に私をどんどん沈めて行く。
酷い人ね貴女。
貴女には永遠に解らないし理解できないわ。
無条件に受け入れてくれる場所がある貴女にはね。
貴女には解らないのよ。
何でも我慢して色んな事を頑張って我慢のし過ぎで怒られる事で漸く見てもらえる私の事なんて。
私には特技なんてないから、人とは違った事をしなくちゃいけないの。
じゃないと誰にも振り向かれない。
私が消えていく。なんて怖い消失の恐怖。
一人、仲間はずれ。そして独り。
人間になんて産まれたくなかった。
こんな惨めな思いをする位なら。

貴女はよく言うよね。
「私は嫉妬の大罪人だ」と。
それ、間違ってるよ?
貴女は傲慢と強欲と嫉妬の大罪人だよ。
私は、誰かは貴女を見捨てないと思い上がって、私が欲しくて欲しくて堪らないものを持っているのにそれに気付かず何でも欲しがって他人を妬んで羨む。
嗚呼、貴女が憎い。
私の事なんてこれっぽっちも見ちゃいやし無い癖に。
私を絶対に離さないの。
永遠に私を苦しめ続けるの。
永遠に私を殺し続けるの。

「貴女」は菊でも誓でもないから。
貴女がどう思ってるかは解らないけど、私は名前の違う貴女を貴女だとは認識していないから。

気ままに色んなジャンルの小説かこうかな…。

タイトル通りです。
本当に気ままに。
年々プレッシャーに弱くなってます。
どうにかならないのかな。
オリキャラヘタリア黒子のバスケ、リボーンでいこうかなと。
反逆は何故かかけないorz
そんな報告です。